データ修復フリーソフト「かんたんファイル復活2」をインストールするとデスクトップに「FileRecovery2」フォルダと「かんたんファイル復活2」のアイコンが表示されるのでかんたんファイル復活2アイコンをクリックして起動します。
間違って削除したデータを復旧させるにはまずドライブのスキャンをします。
ファイル(F)メニューから「ドライブ選択(D)」をクリックするかツールバーのディスクアイコンをクリックするとドライブ選択画面が表示されます。ドライブ選択画面には論理ドライブと物理ドライブタブがありますが誤削除などでなくしたファイルを探すには論理ドライブを使います。
ドライブの選択画面で論理ドライブタブを選択し、復活したいデータを含んでいるドライブをクリックして、「OK」ボタンをクリックすると、選択したドライブのスキャンが始まります。
ドライブのスキャンが終わるまで待たなければなりません。「中止」を押して途中で止めることもできますが中止すると検索したところまでのスキャン結果が表示されます。
ネットワークドライブを選択することはできません。
試しにCドライブを選択してみましたが12235個の「削除ファイル一覧」が表示されるまでの時間は1分かかりませんでした。
基本画面の左側領域で
一番上にそのドライブのフォルダとファイルが元のツリー構造のまま表示されます。
「孤立した削除ファイル/フォルダ」には、ルートディレクトリから孤立してしまったファイルやフォルダの一覧が表示されます。
「削除ファイル一覧」には、そのドライブで削除された全てのファイルの一覧が表示されます。
「検索結果」には、検索された全てのファイルとフォルダの一覧が表示されます。
管理人のPCでは「削除ファイル一覧」が青白反転して表示されたのでこの中から復活したいデータをキーボード(マウスでもOK)で選びました。
メイン画面にはファイル名、サイズ(○KBなど)、状態(復活可能な削除ファイル)、更新日時、フォルダ名が表示されます。
復活したいファイルを選択して「ファイル(F)」メニューの 「復活(S)」を選ぶかツールバーの「+」アイコンをクリックするか、または復活したいファイルを右クリックして「復活(S)」を選択して実行し、復活先のドライブおよびフォルダを選択して「OK」ボタンをクリックします。
復活先のフォルダを聞いてくるので「デスクトップ」にしました。
「OK]をクリックしたところ「削除されたファイルを同じドライブに復活すると、削除されたファイルが破壊される恐れがあります。別のドライブに保存することを推奨致します。続行しますか?」というメッセージウィンドが表示されたのでヘルプページを見ましたがすでに削除されたファイルのあるドライブを復活先ドライブとして選択した場合このメッセージが出るようです。
開発元では別のドライブがない場合は、スキャンする前にFD、 CD-RW(CD-Rは不可) MO、 増設 HDD、 USB HDD、ネットワーク上のマシンの共有ドライブをネットワークドライブとして割り当てる方法を推奨しています。
管理人はデスクトップのままクリックしたところ「1個のファイルを正確に復活しました」と「復活結果」に表示されました。
PDFファイルがデスクトップに表示されました。
「プログラムの追加と削除」画面でかんたんファイル復活2のサイズを確認しましたが4.23MB です。
文字だけで書くと難しそうですが操作はかなり簡単な印象でした(このデータ修復ソフトを使ったのは今回が初めてです)。
PCを使い慣れている人ならヘルプページを見ながら操作すれば迷うことはないでしょう。
管理人はインストールを選びましたがインストールしなくてもいいのではないかと思います。